2025年8月27日(水)、NHKのニュース情報番組「まるっと!」にて、当協会が名古屋市西区より委託を受けて実施している「こども銭湯」の取り組みが特集されました。
番組では、猛暑が続いた夏休み、子どもたちが安全に楽しく過ごせる新たな居場所としてまた地域交流の拠点として奮闘する「こども銭湯」の様子が、温かい視点で紹介されました。
子どもたちが涼しい休憩室で宿題をしたり、友達とゲームをしたりと、活き活きと過ごす日常の姿が映し出されました。
ここは、子どもたちにとって家や学校とは違う、大切な「第3の居場所」となっています。
その後、はじめて入浴する子どもにスタッフによる「銭湯のマナー講習」が開かれる様子が放映されました。
日本の大切な文化である銭湯のルールを学び、子どもたちは少し誇らしげな表情で、広々とした湯船へ。
家庭では味わえない開放感に、「めっちゃ気持ちよかった!」と満面の笑みがこぼれていました。
こども銭湯で子どもたちに大人気なのが、番組でも大きく取り上げられた「番台体験」です。
これは希望者が実際に「八千代湯」の番台に立ち、お客さんの対応に挑戦するというもの。
最初は緊張しながらも、地域の方々に優しく見守られながら、受付や案内の仕事をやり遂げました。
体験した子からは「店員さんの仕事のすごさが分かりました」「お客さんと話すのは緊張したけど、楽しかった」といった声が聞かれ、働くことの面白さや大変さを学ぶ貴重な機会となっています。
この「こども銭湯」は、会場である「八千代湯」様、そして地域の皆様の温かいご協力があってこそ成り立っています。
これからも八千代湯様、そして地域の皆様と連携し、子どもたちの健やかな成長を支える居場所として運営してまいります。
本事業にご理解・ご協力いただいております全ての皆様に、心より感謝申し上げます。