あなたが現在見ているのは 【こども銭湯】春休みの活動と令和7年度の振り返り

名古屋市西区役所からの委託を受け、当協会が運営する「こども銭湯」。2025年7月の開始以来、地域の子どもたちの温かな居場所として歩みを重ね、令和7年度の延べ参加者数は619名となりました。

今回は、令和7年度の締めくくりとなった春休み期間(3月24日〜4月3日)の活動を中心に、一年間の歩みを振り返ります。

子どもたちの声を大学研究者が取材

春休み期間中、椙山女学園大学の阿部准教授がこども銭湯を訪問されました。

平均20分ほどのインタビューで、子どもたちはこども銭湯での体験や思い出をじっくりと語ってくれました。

「参加者」から「支える側」へ。卒業生を送り出す特別な日

令和7年度、小学6年生として最後まで通い続けてくれた児童の「卒業式」を実施しました。

本人にまつわるクイズや一年間の振り返り、在校生からの心のこもったメッセージカードをつないだ温かな式次第に、涙ぐむ子どもの姿も。卒業証書の授与に加え、卒業の記念品を贈呈しました。

式の後、卒業生はさっそくスタッフTシャツに袖を通し、入浴時間の見守り役を自ら担ってくれました。

「来年度もこどもスタッフとして関わりたい」 ― その力強い言葉に、こども銭湯で育った子どもが今度は支える側に回るという、この活動が目指す循環の形を見ることができました。

広がる地域の輪

春休みを通じて、こども銭湯を取り巻く環境にも嬉しい変化がありました。

3月31日のCBCテレビ放映をきっかけに新規4名が初参加。テレビを見て来てくれたとのことで、メディアによる認知拡大の効果が早くも現れました。

また、PTA役員の方や地元消防団員の方が地域支援員として活動に加わり、八千代湯の女性スタッフも支援員を担当。

番台体験や清掃指導を通じた施設ならではの関わりが子ども達にも好評でした。

また、子ども達が運営に関わる「こどもスタッフ」制度への希望者も人数が増えて、スタッフを目指す子どもは面接・実技試験にチャレンジ中です。

子どもたちの自発的な成長と、地域の方々の温かい関わりが少しずつ重なり合い、こども銭湯は地域の中で着実に「子どもの居場所」として定着しつつあります。

令和8年度もよろしくお願いいたします

令和7年度も、こども銭湯の活動に多大なるご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

なお、令和8年度より入浴時間が15時〜18時に変更となっております。

新しい年度も、八千代湯に響く子どもたちの笑顔とともに、地域にとってなくてはならない居場所であり続けられるよう、スタッフ一同努めてまいります。

引き続きよろしくお願いいたします。