介護のDX

「ICTはじめの一歩」プロジェクト

プロジェクトの背景

Background

我が国は、世界に類を見ないスピードで高齢化が進展しており、介護ニーズは増加の一途をたどっていますが、一方で深刻な少子化により生産年齢人口は減少を続けています。

厚生労働省の試算によれば、2026年度には約240万人の介護職員が必要とされる中、人材確保は極めて困難な状況に直面しています。介護現場における人材不足は、サービスの質の維持・向上を脅かす重大な課題となっています。

このような状況下において、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、人材不足解消への切り札として期待されています。 DXにより、職員の負担を軽減しながら、より質の高い介護サービスの提供を実現することが可能となります。

全国介護支援協会は、この社会的課題に対応するため、「ICTはじめの一歩」プロジェクトを立ち上げました。

ICTによる介護現場の変革

ICT Innovation

近年、介護業務の効率化においてICTの導入が注目されてきましたが、下記のような課題により、その効果を十分に発揮できていない現状があります。

しかし、ICTを適切に活用することで、以下のような効果が期待できます。

私たち一般社団法人全国介護支援協会は、ICT導入の本質的な目的は「介護サービスの質の向上」にあると考えています。そのため、「介護施設に寄り添うICT環境の構築」をテーマに掲げ、現場の実情に即した支援を行う「ICTはじめの一歩プロジェクト」を推進しています。

このプロジェクトでは、ICTの導入から運用まで、介護施設の皆様に寄り添った支援を提供し、真に効果的なDX推進を目指します。

介護のDX - ICTはじめの一歩プロジェクト

Kaigo × DX

介護現場の業務効率化とサービスの質の向上を目指し、全国介護支援協会では「DX推進」にまだ本格的に取り組んでいない施設でも、気軽にICTの利便性を実感できる環境づくりをサポートします。

具体的には、以下のサービスを提供しています。

スマート施設化支援

音声認識や自動制御技術を活用し、施設運営の効率化を実現します。

【主な自動化項目】

※すべて音声指示やタイマー制御に対応

導入した施設の声

Customer

社会福祉法人フラワー園
特別養護老人ホームあんのん

例えば朝の忙しい時間、各居室に行きカーテンを開ける作業。これをオートメーション化して時間になると自動で開くよう設定する。

1部屋1分と考えても30部屋あれば30分も短縮される。人でなくてもできる仕事をシステム化することによって、人だからこそできるケアに、より価値を生み出すことができると考えています。

「ICTはじめの一歩」お申し込みの流れ

How to Apply

導入に際しては、まず施設様のニーズを詳細にヒアリングし、それに基づいて最適なICT環境を設計いたします。

また、当協会の理念である「介護施設にWINを提供する」という考えのもと、カウンセリングからICT環境の設計、導入支援まで、当協会のサービスは全て完全無料でご提供いたします。

※導入機器等の実費費用は購入先業者等にお支払いください

STEP1:カウンセリング 【所要時間:約60分】

• 経験豊富なICTコンサルタントがオンラインで対応します
• 現状の課題やお悩みを丁寧にヒアリング
• 施設の規模や業務フローの確認
• ご要望や予算感の確認

※費用は一切発生いたしません
※導入を強制することは一切ございません

STEP2:ICT設計案のご提案

• 施設の実情に合わせた最適な自動化プランをご提案
• 具体的な導入効果の説明
• 実費費用見積もりのご提示(当協会のサービスは無料ですが、導入機器等を購入した場合の見積もり金額です)
• 補助金・助成金活用のご案内

STEP3:契約・導入支援の実施

• 契約書類のご確認
• 導入スケジュールの調整
• キックオフミーティングの実施

「ICTはじめの一歩」の無料カウンセリングのお申し込み、お問い合わせは下記の公式LINEよりメッセージをお送りください。

お問い合わせ

Contact us

TEL

052-898-4237

住所

〒454-0005
愛知県名古屋市中川区西日置町十丁目107番地
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